Thu./Aug./08/2024 Sunny
てるちゃんと僕は午後、東銀座の歌舞伎座で8月納涼歌舞伎を観てきました。
14時前に歌舞伎座に着いたので、地下のセブンイレブンでコーヒーやパンやドーナツを買いました。休憩の合間に食べました。
14時過ぎに入場しました。座席は1階の花道の横でした。
役者の息遣いや体温が感じられる素晴らしい席でした。
場内は通信が繋がらないようになっていました。
僕たちも電源を切って歌舞伎を観ました。
午後の部は「髪結新三」「紅翫」の2本立てでした。
「髪結新三」は話の筋はわかりやすい。小悪党の新三は材木問屋白子屋に出入りする髪結。
白子屋では一人娘のお熊に婿を迎えようとしていますが、お熊は店の手代忠七と恋仲です。
その事情を盗み聞いた新三は、忠七に駆け落ちをそそのかし、その夜、お熊を連れ出させます。
ところが、永代橋のたもとで突如豹変した新三に打擲される忠七。
新三はお熊を拐かして身代金を要求しようと企んでいたのです。
さて、お熊を取り戻すためにやってきた侠客の弥太五郎源七を追い返した新三でしたが、老獪な長屋の家主・長兵衛に30両でお熊を返すように約束させられ、挙げ句の果てには、長兵衛の巧みな話術によって、15両で引き渡すことになってしまいます。
鰹売りの声や、湯上がりの浴衣姿の新三など、江戸に生きる人々の生活を鮮やかに描いています。
迫力ある役者の息遣いや表情が素晴らしかった。